第38回TPE技術研究会 会告
第38回TPE技術研究会を下記の要領にて開催致しますので奮ってご参加下さいます様お願い致します。つきましては、ご参加の可否につきまして1月10日(金)までにメールにて弊方宛て連絡頂きたくお願い致します。開催時間および開催場所が通常と異なりますのでご注意ください。
1.日時 2014年1月20日(月)14:30 - 19:30
2.場所 住友ゴム神戸本社 神戸市中央区 11F会議室(1101)
(アクセスURL http://www.srigroup.co.jp/corporate/map/honsha.html)
3.内容
14:30 - 16:00 幹事会 後15分休憩
16:15 - 17:45 講演会
演題1:「ゴルフボール用ウレタンの開発」
「Development of the polyurethane for a golf ball」
要旨:ゴルフボールカバー用材料としてH12MDIをベースとしたポリウレタンエラストマー(PUE)の開発。光安定性および対擦過傷性の良好さから、H12MDIをベースとしたウレタンエラストマーが、ゴルフボールカバーとして使用される。H12MDIをベースとしたポリウレタンエラストマーの粘弾性挙動と相分離構造との関係について調査した結果を紹介する。
For the material of a golf ball cover, the polyurethane elastomer based H12MDI is used because of excellent light-stability and high scuffing resistance. The result investigated about the relationship between the viscoelastic property and phase separation structure for the PUE based H12MDI is reported.
講師:志賀 一喜様(住友ゴム工業 研究開発本部 研究第二部)
自己紹介:山形大学工学部物質工学科卒、同大学院工学研究科修了、京都大学大学院工学研究科博士課程満期退学。
2000年から2004年 (株)ユービーエム
現在住友ゴム工業(株)研究開発本部研究第二部主査。
主として「ゴルフボール用ゴム・エラストマー材料、ゴルフクラブ用FRP材料の開発」に従事。
演題2:「動的架橋材料の混練押出工程の分散改善シミュレーション手法開発」
「Improvement of Mixing of Dynamic Vulcanization Material during Extrusion and Mixing Processes」
要旨:動的架橋材料は、2軸押出機による混練工程で、樹脂温度をコントロールし、かつ配合物の分散を良くすることが、製品の性能バラツキ低減に重要である。しかし混練工程で起こっている現象は非常に複雑であり、その工程改善については、現象を把握してスクリュー形状や混練りの条件を最適化していくことが重要である。そこで、押出時の練りの複雑な現象解明を目的としてシミュレーション利用を考え、シミュレーション検証のため、実験と比較検討したので、その結果について報告する。
It is very important for keeping quality of products that dynamic vulcanization material should be mixed very well by twin screw extruder. The phenomenon that takes place in an extruder is too complicated to understand. Therefore we tend to rely on only experience and intuition but this way usually does not show much progress. To improve this situation, we have developed a process design system.
講師: 角田 昌也(住友ゴム工業 研究開発本部 研究第1部)
自己紹介: 神戸大学工学部工業化学科卒
1992年から 住友ゴム工業株式会社 研究開発本部 現在に至る
18:00 - 19:30 懇親会(住友ゴム工業本社ビル14F 社員クラブ 六甲山が見えます!)
東京からお越しの方へ
新幹線案内
新神戸19:46 - 東京22:33 のぞみ56号
新神戸20:03 - 東京22:53 のぞみ58号
新神戸20:22 - 東京23:13 のぞみ60号
連絡先:
東北大学 中嶋 健(knakaji@wpi-aimr.tohoku.ac.jp)