20150727 ドイツより 2

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日本の梅雨はもう明けましたか?

こちらは相変わらず日ごとに、激しく変化する天気が続いています。
先週は比較的穏やかな天気でしたが、週末は暴風雨です。屋外で行われる行事は全て中止。
ラジオ、テレビでは「出来るだけ外出しない様に」と警告を流し続けていました。ドイツ西部では比較的被害は少なかったと言われていますが、それでも大風の為,死者がでました。
オランダでは、記録の残る限りの最大の風雨でかなり被害がでたようです。

この1ヶ月悪天候の合間を縫って晴れ間が、一日あるいは、半日、突如として訪れます。この時を待って私は庭に飛び出し、庭木の枝を落としたり、花壇の手入れをしたり、花の苗(日本から種を持ち込み、プランターで発芽させました。)を植え替えたりします。庭の手入れです。
庭の手入れは隣人(年金生活のご夫婦です)にお願いしていますが、ご主人の体調が今年の始めから今ひとつ、すぐれず、庭は殆ど手入れされずにいました。この為、私の仕事はかなり大変です。

ご主人の体調不良と言うのは鬱病です。ドイツでは鬱病患者が非常に多く、(ご主人も特別な例ではありません。)
ドイツでは、かって一度鬱病にかかり医師の治療を受けた事があると言う人(今は回復していると言う事です)までを含めると全国民の25%が、治療を要する鬱病患者であるそうです。

大変な国ですね。そう言われてみれば、ドイツでは日常生活のストレスが多い。つまり中々気が抜けない。また神経を使い、イライラする事が多い様な気がします。

これは、私の友人の話ですが、最近の彼のイライラはドイツのストライキ波です。次から次に色んな業種でストライキが続いています。この友人の場合、飛行場勤務者のストライキ(その前にはパイロットのストライキもありました)で、何と飛行場での手続き等で、待ちに待って4時間もかかったとの事。イライラも無理ない。
彼の今ひとつのストライキのイライラは、郵便局員のストライキです。同じ市内の友人に手紙を出したが、3週間かかったとの事です。これに似た事は私の妻も経験しています。彼女が、2週間前に手紙(同じ市内に住む友人宛)を出しに郵便局に行ったところ、局員から「急ぎますか?」との質問があったとの事。彼女は、正直な女ですから「急ぎません」と答えています。手紙は未だ友人宅には届いていない様です。

しかし私は鬱病は、大丈夫です。

先週は、たまたま1日半、天気の良さそうな予報がありました。ソレッと車で妻と飛び出して 1泊でベルギーのブールジュに観光旅行に行って来ました。

片道3時間のドライブでした。

天気はまずまずでした。ブルージュは北のベニスと言われる運河に囲まれた美しい町です。
ベルギーの北西部フランドル地方にあります。中世から近世にかけて貿易と産業(織物)で栄えた町です。
「宝石箱をひっくり返した様な」という表現がぴったりの奇麗な、可愛いい町です。町の規模は、ベニスより遥かに小さいですが、、中世からの建物が奇麗に保存されていて素晴らしい町並みを作っています。石畳の、狭い、入り組んだ路地が味わいがあり特に美しい。

日本人にブルジューを紹介したのは、亡くなった向田邦子だと思います。彼女は特にベルギーという小国を愛し、ベルギーは、ビールと生ハムが非常に美味しいと書いています。ビールは、
ベルギーは世界で一番種類が多いと言われています。
種類が多いだけでは無く、味も中々いい。
生ハムの方は北東部のアルデンヌ地方の特産です。アルデンヌはドイツとの国境に近く、あの映画「バルジ大作戦」の舞台であったと思います。(一寸確かではない)アルデンヌの生ハムは、私には一寸、塩気が強すぎる気がします。イタリーやスペインの生ハムの方が美味しいと思うけれどこれは好きずき。
ベルギーは、さらにチョコレート、ワッフル、フレンチポテトが名物です。
チョコレートは私はドイツの方が美味しいとおもいますが、ワッフル、フレンチポテトは中々のものです。
何と私はワッフルを肴にフルーティーな味わいのベルギービールを1杯のみました。悪くなかった。
そのあとで、フレンチポテトを肴に一寸辛めのベルギービールを2杯飲みました。これもまた良かった。

ブルージュは、ムール貝も名物です。白ワインと塩、これにタマネギとセロリーを加えて煮ます。これは、冬場が旬なので今はあまり美味しくない。しかしせっかくだから(何がせっかくかわかりませんが)これも食べました。

向田邦子さんのおかげで日本人観光客が、1980年代に大量にブルージュ(ところで、フラマン語、つまりフランドルの言葉、ではブルッゲと言います。ブルージュはフランス語です)に押し寄せる事となり、ブルージュの土産物屋では「チョコレートあります」とか「レース編みあります」とか日本語の張り紙がいたるところにあります。観光案内書も日本語のものが売っている。

しかし日本人の観光客は今は、殆ど見かけません。今は、かわって中国人です。圧倒的に多い。
ベルギーの人には、日本人も中国人も見分けはつきません。従って張り紙は日本語のまま。

何となくもの悲しい。

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このページは、ranspmttが2015年8月23日 17:44に書いたブログ記事です。

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