20191024 第14回TPE技術研究会公開講演会

第14回TPE技術研究会公開講演会

今回の公開講演会では長年ゴム・TPE の分野を牽引されてきた福森先生によるTPE の変形・破壊に関する研究を始めとし、クラレ森下様によるバイオ由来モノマーを活用した液状ゴム・エラストマーの応用事例、日本ゼオン高柳様による非対称構造を持つ熱可塑性エラストマーの優れた物性発現メカニズム( 構造解析) など、最新のTPE 技術関連の話題を取り上げました。奮ってご参加頂けますようお願い申し上げます。

【開催日】:2019年10月24日(木)13:00-19:00

【場所】:東京工業大学 蔵前会館 ロイヤルブルーホール

住所 〒152-8550 東京都目黒区大岡山2-12-1

http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/floor/index.html

【参加費】:会員、記者(無料)、非会員(1.0万円)

【内容】:

12:45-    受付開始

13:00-13:10  挨拶:西 敏夫  特定非営利活動法人 ナノ構造ポリマー研究協会代表理事

13:10-14:30 演題「TPEの変形・破壊~ナノフィラー複合化、廃ゴムからの創製」

                       愛知工業大学  福森 健三氏

要旨:(a) スチレン系TPE (トリブロック共重合体)の静的疲労破壊挙動-カーボンブラック充填系架橋ゴムとの比較-、(b) オレフィン系動的熱可塑性架橋エラストマー(TPV )の引張物性に対するナノフィラーの分散効果、(c) 廃ゴムからのTPV 創製(反応混練技術)など、TPE に関連する、これまでの演者らの研究について紹介する。

14:30-14:40 休憩

14:40-15:40  演題「バイオ由来モノマー"β- ファルネセン"を活用した液状ゴムおよ

びエラストマーのご紹介」

             クラレ  森下 義弘

要旨:サトウキビから製造されるバイオ由来モノマー"β- ファルネセン"を活用した、環境配慮型の液状ファルネセンゴム(LFR) および水素添加スチレン系熱可塑性エラストマー「セプトンⓇ」BIO-series を紹介する。ポリファルネセンの高分岐構造に由来する粘度特性を活かし、LFR はグリップ性能を向上させるタイヤ用添加剤として由来する粘度特性を活かし、LFR はグリップ性能を向上させるタイヤ用添加剤として採用されており、また、「セプトンⓇ」BIO-series は靴底やグリップ用途に使用が見込まれている。

15:40-15:50 休憩

15:50-16:50  演題「非対称構造を持つ熱可塑性エラストマー混合物の伸長過程構造解析」

                      日本ゼオン  高柳 篤史

要旨:熱可塑性エラストマーSIS を対称構造のSIS と非対称構造のSIS'の混合物としたところ、これまでの粘・接着剤用途に加えて、エラスティックフィルム用途にも利用できる応力と復元性に優れた材料となった。時分割SAXS 、TEM 、SCF (自己無撞着場)シミュレーションによる伸長過程の構造解析から、大小スチレンドメインのランダムな分布が特徴的な物性発現に寄与することが明らかとなった。また、このドメインの分布はプロセッシング条件によっても変化するため、この条件の制御も重要であることがわかった。

17:00-19:00 懇親会 (¥5,000/人)

【申込方法】

1. 以下より入力して下さい.

URL:http://ransp.org/ransplavel/level2/attend.html

2. 上記URLにて入力できない場合は以下メールにてお申し込み下さい.

特定非営利活動法人 ナノ構造ポリマー研究協会

ナノ構造ポリマー研究会会員委員 重野譲二

メール:joji@fc4.so-net.ne.jp

詳細 http://ransp.org/index.html

 

このブログ記事について

このページは、ranspmttが2019年9月24日 12:48に書いたブログ記事です。

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