2012年11月アーカイブ

第6回NANO/SPE合同講演会

6回 NANO/SPE 合同講演会
ナノレベルで構造を制御して特性の向上を図る材料開発分野と、ポリマー成型加工により生産性向上や新規機能付与の分野において、両分野の最新の技術動向を把握すると同時に、相互が連携した発展や技術融合を図るため、両分野を中心とした領域に注目して企画された、ナノ構造ポリマー研究会とSPE日本支部による「NANO/SPE合同講演会」も6回目となりました。 今回の講演会では、ナノ材料の最近の進展や応用動向をテーマとして掲げ、ナノ炭素材料の精密な構造形成技術の進展として、単層カーボンナノチューブとエキゾチック・ナノカーボンの構造制御から応用展開まで、ナノ材料としての側面だけでなく脱石油資源の流れにも即したセルロースナノファイバーの開発動向、また古くからナノ材料が巧みに応用されているタイヤ材料についての次世代の話題を取り上げた講演を企画しました。 技術の結集によるナノ構造の創製と、ポリマー加工プロセスとの組み合わせによるそれらの特徴の材料としての発揮について先端技術に幅広く触れることにより、今後の更なる発展や研究者相互の交流を深める良い機会になることを期待しています。
・日時:平成25年3月15日(金) 13:00~19:00
・場所:住友ベークライト株式会社 本社20階会議室
 (TEL:03-5462-4111)
 〒140-0002 東京都品川区東品川二丁目5番8号 天王洲パークサイドビル
http://www.sumibe.co.jp/company/offices/head_office/index.html
・内容:13:00~13:05 開会挨拶
13:05~14:00 「単層カーボンナノチューブの構造/物性制御」
        -CVD合成・分離精製・加工プロセスにおける最近の展開-
     (産業技術総合研究所ナノチューブ応用研究センター 斎藤毅)
要旨:本講演では、近年我々が開発した「改良直噴熱分解合成(eDIPS)法」によるカーボンナノチューブ(CNT)の直径をはじめとする構造制御CVD合成技術、および、eDIPS法で合成されたCNTを用いた応用研究開発の一環として金属型/半導体型分離精製技術や長さ分級技術、薄膜トランジスタ応用における直径依存性や特性ばらつきの制御技術、電気化学的耐久性など、最近のトピックスを紹介する。   
略歴:2000年京都大学大学院工学研究科分子工学専攻博士後期課程修了後、2000-2002年京都大学ベンチャービジネスラボラトリー中核的研究機関研究員・非常勤講師、2002-2003年東レ株式会社電子情報材料研究所を経て、2003年産業技術総合研究所入所。2008年より現在まで同研究所ナノチューブ応用研究センター研究チーム長。その間、 2006-2010年JSTさきがけ研究員(併任)2009-2010年首都大学東京客員准教授(併任)を経て、
2011年から首都大学東京および信州大学にてそれぞれ客員教授(併任)。
2006年飯島賞(フラーレン・ナノチューブ学会)を受賞。

14:00~14:55 「エキゾチック・ナノカーボンと複合材料の応用」
            (信州大学 野口徹)
要旨:エキゾチック・ナノカーボンにより、剛性、強度、タフネス、耐熱性、耐薬品性に優れたスーパーコンポジットを得ることができる。この複合材料により、輸送機、石油、エネルギー、環境、医療機器など非常に幅広い産業でのイノヴェーションが期待される。
略歴
1977年 東北大学工学部卒業
1985年 神戸大学大学院物質科学専攻修了
1982年 三ツ星ベルト㈱入社
2002年 日信工業㈱入社
2010年 信州大学 特任教授を兼務・公的プロジェクトとして、経産省プロ4回、NEDOプロ4回、JOGMECプロ1回、JSTプロ1回を実施。現在、4プロジェクトを実施中。

14:55~15:10  ~休憩~
15:10~16:05 「セルロースナノファイバーフィルムの構造・機能と応用展開」
        (東京大学大学院農学生命科学研究科 磯貝明)
要旨:木材セルロースのTEMPO触媒酸化で得られる新規セルロースナノファイバーは、超極細均一幅で水中での完全ナノ分散が可能となる。本報告では、その基本特性と評価方法、および複合材料の構造と機能等について紹介する。
略歴:
東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 教授
1985年東京大学 大学院農学系研究科 博士課程修了(農学博士)
1986年東京大学助手、1994年同助教授を経て、2003年より現職
専門:セルロース科学、バイオ系ナノ材料、多糖類化学
趣味:音楽、絵画、EV自転車

16:05~17:00 「超低燃費タイヤ用ゴムのナノ構造設計とシミュレーション」
            (株式会社ブリヂストンフェロー 芥川恵造)
要旨:超低燃費用タイヤゴム用途として三次元ナノ階層構造制御技術を計算化学とナノ可視化技術により確立したので報告する。
略歴:1988-present : ブリヂストン
1992-1995: 英国ロンドン大学に留学
2009-2012: NEDO「ナノテク・先端部材実用化研究開発」プログラム研究開発責任者  工学博士。日本ゴム協会誌副編集長。英国材料協会IoM3会員。

17:10~19:00 懇親会 (参加費:5,000円/人)
・参加費:
ナノ構造ポリマー研究協会会員:無料、
SPE日本支部会員:無料、
非会員:10,000円
 (個人会員の代理出席は認められません)
・申込方法:氏名、会社、部署、電話、メールアドレス、懇親会出欠、
請求書が必要な場合はその旨を下記宛へメールでご連絡下さい。
 【ナノ構造ポリマー研究協会会員】
   村山 健一  リンテック株式会社 研究企画部
   メール:k-murayama@post.lintec.co.jp  TEL:048-430-1717 
 【SPE日本支部会員】
   荻原 学  日本ゼオン株式会社 加工品開発研究所
メール:M.ogiwara@zeon.co.jp TEL:044-276-3729
 【非会員】
   上記連絡先のいずれかにご連絡下さい。

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